【豊崎 由美に学ぶ】ニッポンの書評


こんにちは!【書き、折り、捨てる】ストロング読書スタイルのゆきんこです。
この記事では
書籍【ニッポンの書評:(著者)豊崎 由美】の紹介をします
具体的には、
こんな感じでざっくりご紹介します!

書籍購入前の、参考にしていただければ幸いです!
こんな人におすすめ
- 書評を書いてみたい
- 書評と批評の違いを知りたい
- 書評を書くプロの考えを聞きたい
こんな悩みを解決する一冊です。
これって、私のことかも!?と思ったら、読んでみてください!
本を読む前に知る
これから読む人にひとこと
あなたは本を読みますか?そしてアウトプットしていますか?
本から得た学びを実践するのもいいですが、本の書評を書いてみるのはどうでしょう。
1冊の本を要約し、他人にオススメする、それもまた読書の醍醐味です。
「日本のプロ書評家」が書評に向き合った1冊。
本書で心に響いた箇所
書評というものは、まずはなにより取り上げた本の魅力を伝える文章であってほしい。読者が「この本を読んでみたい」という気持ちにさせられる内容であってほしい。

これが本質。精進いたします。
ざっくり要約
本書は、「プロ書評家」の書評哲学について書かれています。

大変勉強になりました!
「読んで面白けりゃ、どんな書き方したっていいんじゃねーの」←著者。
この一文からにじみ出る著者の個性の強さ。
そのため読みやすい、語りかけられているような、熱い思いが伝わってきます。
まず、書評には正解がありません。そのため自分自身で書評哲学を見つけるしかありません。
ネタバレを避けながら、あらすじを紹介するだけでも書評。
ただ、批評はダメです。
なぜなら、書評とは本を読む前に、読者が読むものだから。
書評とは、読者に「読みたい!買いたい!」と思わせる文章である必要があります。
著者は文中でこう述べています。
- 自分の知識や頭の良さをひけらかすために、対象書籍を利用するような「オレ様」書評は品性下劣 。
- 贈与としての書評は読者の信頼を失うので自殺行為。
- 書評は読者に向かって書かれなければならない。
上記を念頭にいれて書評を書き続けたいと思います。
〈姿は人間、ハートは悪魔の、くず野郎〉なんて言われないように。
ゆきんこの本音レビュー※100点満点
タイトルと内容の一致度 | 90 |
読みやすさ | 70 |
内容の満足度 | 80 |

『つまりここでの感想は、批評になるわけだ!』
しかし、自分の考えを表に出すことも重要と考えます。
でもでも、高評価なら嬉しいのではないでしょうか?
書評を本格的に書くことになりそうだったので、本書を手に取った。
正解。だいぶ本質的なことが書かれていて腑に落ちました。
「書評に正解はない」つまり、自分自身で哲学をみつけるしかない。
しかし、批評はせず、あくまで「読みたい!」と思わせる文章でなければならない。
こういうことだと感じました。ワクワクさせる文章を書ける書評家になる!
新しい人よ、いでます!
書籍情報
タイトル | ニッポンの書評 |
著者 | 豊崎 由美 |
出版社 | 光文社 |
ページ数 | 230ページ |
発売日 | 2011/4/15 |