2024年書評
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【宮島 未奈に学ぶ】成瀬は天下を取りにいく【要約】

yuki
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本を読みたいけど時間がない

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本を読み終わったけど、他の人の感想が気になる

本を読む前に知る

ざっくり要約

本書は『成瀬の奇行とそれを支える島崎の有能さ、そして、西武大津店について書かれています。』

西武大津店が閉店になることを知った成瀬は、地元テレビ局の閉店カウントダウン中継に毎日映り込むと決めて、実行する。そして、友人島崎も参加することとなる。

「島崎、わたしはこの夏を西武に捧げようと思う」
「島崎、わたしはシャボン玉を極めようと思うんだ」
「私は200歳まで生きようと思っている」

なんて言っている成瀬だが、中学2年生。

成瀬は恋をしている暇はないが、男性に好かれることはある。

最後は自分を客観視することで、友人、島崎への想いに自身の心が揺れる。

ラストは「島崎ぃ!(泣)」と叫びたくなること間違いなしの1冊です!

この本を選んだ理由

2024年本屋大賞に選ばれたから

この本で心に響いた箇所とその理由

「3回映れば常連だと思われるものだ」

成瀬は天下を取りにいく

おお、認知!さすが成瀬!無意識にやってのける!これは天下をとる布石か!

しかし、結局なんの天下を取ったのかはわからなかった。

あ、本屋大賞か!

この本をこれから読む人にひとこと

本書はこんな人にオススメ
  • あまり本を読まない人
  • 尖った主人公が好きな人
  • 優しい気持ちを感じたい人

面白い!最高!

とはならなかったものの、万人受けする、平和な小説でした。

なんでインパクトに欠けたかというと、主人公「成瀬」の発想が私に似ているから←

評価と感想

評価

タイトルと内容の一致度
読みやすさ100
内容の満足度70

感想

『わたしはずっと、楽しかったよ』

島崎ー!(泣)久々に小説読みました。

うーん楽しい、というか、とにかくスラスラ読める。

成瀬も面白いんだが、個人的には、島崎サイドの心情を書いた短編ほしいなーと思ってしまった。

もしかして既にある?調べる気は起きないので、そっとしておきます。

私は小説を書きたい。小説を書きたいなら、小説を読む必要がある。

そして成瀬は、なんの天下を取ったのだろう?

書籍情報

タイトル成瀬は天下を取りにいく
著者宮島 未奈
出版社新潮社
ページ数208ページ
発売日2023/3/17
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