2024年書評
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【岡田 尊司に学ぶ】愛着障害と複雑性PTSD 生きづらさと心の傷をのりこえる

yuki
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ゆきんこ
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こんにちは!年間約100冊読書【書き、折り、捨てる】ストロング読書スタイルのゆきんこです。

この記事では

具体的には、

こんな感じでざっくりご紹介します!

ゆきんこ
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書籍購入前の、参考にしていただければ幸いです!

こんな人におすすめ

本書は
  • 毒親に育てられたと感じている(子育てが上手くいかない)
  • 友人やパートナーが、精神障害を抱えていて、なんとかしたい
  • 1冊で精神障害を理解したい

こんな悩みを解決する一冊です。

これって、私のことかも!?と思ったら、読んでみてください!

本を読む前に知る

ざっくり要約

本書では、愛着障害の概念とその回復法が書かれています。

ゆきんこ
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有名人のエピソードが衝撃でした!

前半は、名の知れた偉人、有名人の実例をもとに、「精神障害とは?」という理解ができます。

かなりヘビーな内容になっているので、読むだけでも辛いです。

それをもとに、多くの精神障害は愛着障害とPTSDに紐づいていると著者は言います。

愛着障害とは、健全な養育環境で育つことのできなかった子が、後天的に発症する障害です。

  • 母親の愛情を充分に受けられなかった。
  • 親同士の仲が悪くDVやモラハラなどがあった。
  • 過干渉など、価値観の押し付けがあった。

健全そうに見える家庭でも、子が自分の気持ちを理解してもらうのではなく、親側の正しさを強要され続けると、愛着障害になる可能性があります。(過干渉)

愛着障害や複雑性PTSDは、発達障害と似たような症状があり、発達障害は、先天的な障害ですが、愛着障害は後天的な障害です。

つまり、時間がかかるが、回復することが可能なので、間違った診断がされないようにしましょう。

人口の3割以上が愛着障害と言われています。

本書を読むことで、精神障害の理解が進み、愛着障害から回復するでしょう。

本書を選んだ理由

妻の精神障害を解決すべく、学びを深めていく中で、終着点としてたどり着いたため

本書で心に響いた箇所とその理由

いわゆる恵まれた家庭で育ったはずの人でも、不安定な愛着や愛着トラウマ、さらには複雑性PTSDで悩むケースが増えているが、そうした場合に、認められやすいのが、自分の気もちを理解してもらうのではなく、親側の正しさを強要されつづけたケースである。

愛着障害と複雑性PTSD 生きづらさと心の傷をのりこえる
ゆきんこ
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親が持つ価値観の過度な押し付けは良くない。「○○しなさい!」は危険ワードです。

ゆき(由紀)の本音レビュー※100点満点

タイトルと内容の一致度90
読みやすさ70
内容の満足度80
ゆきんこ
ゆきんこ

後天的に発症した精神障害は、PTSDまたは、愛着障害を疑うと良い

岡田先生の本で、一番読みやすそうで、一番読みにくいと感じた1冊。

複雑性PTSDと愛着障害の概念を理解するために、有名な人物を例に、かなり詳しく書いてある。

そして、その概念理解段階が一番読みづらく感じた。

ただ、この本1冊読むだけで、精神障害の大半を網羅できるといっても過言ではない。

解決策や、回復法など、ライトな内容を求めている人にはオススメできない.

しかし、本気で知りたい、学びたい人は読んで欲しい1冊です。

書籍情報

タイトル愛着障害と複雑性PTSD 生きづらさと心の傷をのりこえる
著者岡田 尊司
出版社SBクリエイティブ
ページ数392ページ
発売日2024/9/7
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