2024年書評
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【岡田 尊司に学ぶ】過敏で傷つきやすい人たち 

yuki
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ゆきんこ
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こんにちは!年間約100冊読書【書き、折り、捨てる】ストロング読書スタイルのゆきんこです。

この記事では

書籍【過敏で傷つきやすい人たち:岡田 尊司】の紹介をします

具体的には、

こんな感じでざっくりご紹介します!

ゆきんこ
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書籍購入前の、参考にしていただければ幸いです!

こんな人におすすめ

本書は
  • 私ってHSPなのか?
  • いまいちHSPの内容がしっくりこない
  • でもHSPっぽい気がする

こんな悩みを解決する一冊です。

これって、私のことかも!?と思ったら、読んでみてください!

本を読む前に知る

ざっくり要約

本書は、HSPを医学的視点から解明し、HSPに隠れる、他の精神疾患について書かれています。

ゆきんこ
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HSPって発達障害に似ていないか?

その可能性は十分にあります。

本書では、HSPのことを【過敏性】と言っています。

過敏性は、成長過程でそれが警戒すべき脅威だと、脳が学習しているのです。

HSPの診断テストのように過敏性のチェックリストがあります。

その結果、以下のような項目に分かれます。

  • 感覚過敏(音や匂い、味)
  • 馴化抵抗(HSPは刺激への慣れが生じにくい)
  • 愛着不安(不安を抱きやすい傾向)
  • 心の傷(傷つきやすさ)
  • 身体化(自律神経の乱れやすさ)
  • 妄想傾向(HSPは被害妄想をしやすい)
  • 回避傾向(人との近い距離を避ける、内面を語らない、新奇なチャレンジを避ける)
  • 低登録(不注意、鈍感)

これらを数値化することで、自分自身がどの過敏性が高いか分かるのです。

HSPは性格(気質)であることもあれば、愛着障害や発達障害といった、別の精神疾患から学習される過敏性の可能性もあります。

本書は、精神疾患(愛着障害)の専門家である著者が、HSPを愛着障害と紐づけて説明してくれます。

本書を選んだ理由

HSPについてもっと詳しく知りたいと思ったから

本書で心に響いた箇所とその理由

「敏感すぎる」という症状だけで、その傾向がある人について一般化して論じることが、あまりにも乱暴で科学的な精緻(せいち)さに欠けた議論とみなされたからです。

過敏で傷つきやすい人たち
ゆきんこ
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そう、HSPは病気ではない。

むしろ、HSPを主張することがおかしい。

なぜなら、ただの個性だから。

ゆき(由紀)の本音レビュー※100点満点評価

タイトルと内容の一致度80
読みやすさ70
内容の満足度60
ゆきんこ
ゆきんこ

『HSPの一言で片づけるには早すぎる』

HSPという言葉を目にするようになってから、多くの人が「私ってHSPかも?」と思うようになったのではないでしょうか。

それは少々危険な考え方です。

HSPは病気ではなく気質(性格)のようなもので、先天的な特性です。

しかし、HSPの人の中には、パーソナリティ障害や愛着障害、ADHDやASD、他の精神疾患が隠れている可能性があるのです。

本書を読むことで、HSPの裏に隠れる疾患に気づくことができるかもしれません。

書籍情報

タイトル過敏で傷つきやすい人たち 
著者岡田 尊司
出版社幻冬舎
ページ数260ページ
発売日2017/7/28
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