【佐々木典士に学ぶ】ぼくたちは習慣で、できている。【要約】

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ざっくり要約
本書は『習慣に関する書籍の引用と偉人の名言、著者のわずかな体験談について書かれています。』
以下抜粋
ガンジーはこう言った。「怠けていることは喜びかもしれないが重苦しい状態である。幸せになるためには何かをしていなくてはならない」。
英雄は、自分のできることをした人である。ところが凡人は、できることをしないで、できもしないことを望んでいる。 ──ロマン・ロラン
梅原大吾さんの言葉だ。 「自分を変えるとき、変化するためのコツは、『そうすることで良くなるかどうかまで考えない』ということだ。もし悪くなったとしたら、それに気づいた時にまた変えればいい」。
あとがきにこのように書かれている。やはりな。といったところだ。
この本で言及させて頂いた研究者やクリエイター、アスリートのみなさん。この本はぼくが書いたというよりもみなさんが言っていることを、ぼくが勝手に消化し、編集して並び替えたという感じです。みなさんの努力にひたすら敬服しております。
ぐっばい。
この本を選んだ理由
習慣に関する本は一通り読んでおきたいと思ったから。
この本で心に響いた箇所とその理由
何かに成功すると、次の成功も難しくないと感じられる。
これこそが、継続(習慣)最大のメリットかもしれない。
小さく成功体験を繰り返すことで、「私はできる!」という気持ちが芽生えます。
つまり、継続とは「自己肯定感」が勝手に上がる仕組みです。
この本をこれから読む人にひとこと
- 偉人の名言が好きな人
- エビデンスとノウハウを同時に吸収したい人
- 暇な人
著者は、ミニマリストの人であり、習慣の人ではない。
ゆえに、本人の体験談が乏しく、偉人や本の引用が8割を占めている。
本を書く時の参考にさせて頂きます。
著者は悪くない、書くテーマが合わなかっただけだ。
ぼくたちに、もうモノは必要ない。 - 断捨離からミニマリストへ
↑この本は良書なので、読んでみてください。
評価と感想

評価
タイトルと内容の一致度 | 80 |
読みやすさ | 60 |
内容の満足度 | 30 |
感想
『何かに成功すると、次の成功も難しくないと感じられる。』継続や習慣のメリットは自己肯定感の向上かもしれない。『「とりあえずやってみる」ことができるのは、とりあえずやってみて、今までなんとかなった経験がたくさんある人である。』と書かれていたが、まさにそうかもしれない、気付かなかった。とはいえ、本としては良くない。偉人や他人、他書の引用が多すぎて、著者本人の話が浅すぎる。本人の話だけなら、本の厚さを3分の1くらいにできたはずです。 が、いつもはしない速読ができたので、満足です。
書籍情報

タイトル | ぼくたちは習慣で、できている。 |
著者 | 佐々木 典士 |
出版社 | ワニブックス |
ページ数 | 285ページ |
発売日 | 2018/6/14 |