2024年書評
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【佐々木 典士に学ぶ】ぼくたちに、もうモノは必要ない。 – 断捨離からミニマリストへ -【要約】

yuki
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ざっくり要約

本書は『ミニマリストの本質について書かれています。』

ミニマリストとは、「本当に自分に必要なモノがわかっている人」「大事なもののために減らす人」だと著者は言います。

自称ミニマリストの方々は聞いていただきたい、「モノが少ない自慢」「モノが少ない対決」をしていませんか?

残念ながら、この対決はすでに終わっています。
現代では勝ち目がありません。

モノが少ない対決の絶対王者は、古代ギリシャの哲学者「ディオゲネス」です。

布1枚を身にまとい、水を飲む椀だけを持っていたと言われているディオゲネス。
ある日、子どもが水を手ですくって飲むのを見て、たった1つ持っていた椀すら叩き割ったらしい。←勝利確定です。

本書では、ミニマリストとして、モノの捨て方にも言及しています。
モノを捨てられない人は、参考にしましょう。

  1. 捨てることは「失う」ことではなく、「得る」こと
  2. 捨てるのが難しいのは、モノそのものの価値ではなく、モノにまつわる思い出
  3. モノを捨てる大きなポイントは、「今」自分に必要かどうか

上記を意識して捨てていけば、段々「今」だけしか見えなくなっていく。

その結果『本当に必要なモノ』が見えてくるのです。

これこそがミニマリストの本質。

最後に、ミニマリストを理解したうえで、新しいものを買う時に意識してほしいことがあります。

その商品は「必要」なモノでなく「欲しい」モノの可能性はありませんか?

これであなたもミニマリストです。

この本を選んだ理由

ミニマリスト的思考が好きで、今年の目標は「捨てる」だったので、新年早々読んでみようと思ったから。

この本で心に響いた箇所とその理由

ミニマリストとは、「本当に自分に必要なモノがわかっている人」「大事なもののために減らす人」だと、ぼくは考えている。

ぼくたちに、もうモノは必要ない。 – 断捨離からミニマリストへ –

偽ミニマリストを一蹴する1文ですね。
モノ少ない自慢、部屋に何もない自慢、断捨離魔。

著者のようにモノを減らすことで、本当に大切なモノに気づき、昇華することができない限り、偽ミニマリストで終わることでしょう。

この本をこれから読む人にひとこと

この本を読むことで、モノを捨てられるだけでなく、ミニマリストの本質を理解できます。

文章の書き方が独特で、クスっと笑える箇所もあるのでオススメです。

ミニマリスト思考はすべての人に必要なので、ぜひ読んでみてください。

本書はこんな人にオススメ
  • ミニマリストの本質を知りたい人
  • 優先順位が決められない人
  • 捨てる方法を知りたい人

評価と感想

評価

タイトルと内容の一致度90
読みやすさ80
内容の満足度80

感想

『「自分が本当に必要なモノ」がわかっている人のことだと思っている。「大事なことのために減らす」人だと思っている。』

ミニマリストの本質が書かれた本です。

ミニマリストという言葉で片付けるにはもったいないタイトル。

ミニマリストや断捨離はきっかけにすぎない。

そこから当人が何を得てどのように成長していくのかが重要だと思った。

著者の定義で言うと、私も間違いなくミニマリストです。

書籍情報

タイトルぼくたちに、もうモノは必要ない。 – 断捨離からミニマリストへ –
著者佐々木 典士
出版社ワニブックス
ページ数299ページ
発売日2015/6/12
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