【齋藤 孝に学ぶ】大人のための書く全技術【要約】
yuki
Yuki_BookReview
本を読みたいけど時間がない
本を買う前にどんな内容か知りたい
本を読み終わったけど、他の人の感想が気になる
本書は、小説家『アーノルド・ベネット』による、読書のすすめについての本です。
前半は、自己啓発のような内容で、著者の主張がすごい。
小説家ということもあり、普通に生きる人間とは感性が異なるのかもしれない。
中盤から後半にかけて、本を読むことについて書かれています。
主に出てくるのは「古典を読むべき」ということなのだが、これは真理。
現代を生きる私たちが読める本は限られていて、古典に匹敵する書籍を選び抜く力はない。
それならば、古典を読むほうが無難ではないのか?ということです。
ちなみに、「古典は楽しいものではない」と著者は言っています。
習慣についての書籍は読んでおきたかった。BOOKOFFで100円だったというのと、表紙がカッコ良かったので購入。
古典を読んで腹に落ちなければ、問題があるのはあなたのほうであって、古典ではない
私は、趣味でも学びでもない『知る』読書をしているので、古典を積極的に読むことはないと思います。
ただ、先日読んだ古典を思い出すと事実だということがわかった。
結局、現代の本は古典の派生です。
自己啓発系が嫌いな人にはオススメしません。
タイトルと内容の一致度 | 70 |
読みやすさ | 40 |
内容の満足度 | 50 |
『古典を読んで腹に落ちなければ、問題があるのはあなたのほうであって、古典ではない』
読みづらかった。
である調が苦手なのかもしれない。
本の後半は、文末が何回連続で『である』が続いているか?『かもしれない』が連続しているか?ということに集中力がもっていかれてしまった。
中盤から後半にかけて、「読むこと」と「書くこと」について書かれていたけど、文体が残念で頭に入ってこなかった。
これは訳者に問題があるのか?それとも編集者に問題があるのだろうか。
タイトル | アーノルド・ベネットの賢者の習慣 |
著者 | アーノルド・ベネット |
出版社 | 三笠書房 |
ページ数 | 224ページ |
発売日 | 2021/7/23 |